スマホは携帯パソコン
ガラケーは携帯電話だが、スマホは携帯パソコン。ガラケーはできることが限られているので少し教えてもらえば何とか操作できるが、スマホはボタンもないし画面を触れば画面がすぐに変わるので中途半端に教えてもらうと余計にわからなくなる。パソコンが学校教育になったようにスマホもキチンとした教育が必要。
ガラケーは購入した時の機能しかないが、スマホはどんどん新しい機能を追加することができる。また、今ある機能も自動更新されてどんどんよくなっていく。そのため、新しい機能を追加したり、今ある機能が更新されたりするとキチンと習う必要がある。スマホで確定申告、病院予約、支払、銀行や証券会社の口座の管理も行うようになる。
今後は、車の自動運転、医師の診察、家電製品の遠隔操作、在宅ワークにもスマホが利用されるようになるだろう。すでに映画鑑賞、商品の販売と購入、交通機関や宿泊施設の予約、行政サービスの利用、資料の保管、健康相談、天気や防災予報、ニュース、レシピ、友達の出会いなどできることが多い。
シニアの方はスマホを持っていてもほんの限られた機能しか普段使っていない。65歳になる僕の友達も、長年スマホを使っているが決済アプリの名前は知っていても、そのアプリを自分のスマホに追加する方法を知らなかった。プレイストアを開いて検索しなければならないのにスクロールしてアプリはないのだと勘違いしていた。
LINEを使っていても友達の追加方法は知らないし、スタンプの追加方法もしらない。もちろん、LINEペイの操作方法も知らない。登録している限られた友達や家族とのやり取りだけで、それ以上のことは全く知らない状態だった。それでも僕にはLINEを使っていると言っている。
学校で学生がパソコンを習うのが必須になったように、スマホも基本からキチンと習えばスマホを使いこなせるようになり、多くの人が喜ぶようになる。スマホは日進月歩なのでドンドン進化している。スマホで医師の診察など、その進化に乗り遅れないようにするには生涯学習が必要だろう。