身の丈以上のことはできない
ウインドサーフィンは、波や風を利用した遊びなので自然任せ。道具だけでなく、自分の体力やスキルによって楽しく遊べるかどうかが決まってくる。無理をすれば怪我をするし、無茶をすれば死に至ることすらある。自分の身の丈以上のことはしないで、自然に身を任せて遊んでいるのが一番楽しい。
仕事でも同じことで、自分のファッションだけでなく、体力やスキルによって、その仕事ができるかどうかが決まってくる。今の自分の持っている才能で仕事を処理するしかない。それ以上のことをすれば大失敗することもある。あるがままの自分を知って、それ以上のことはしないで仕事をしている方が楽しくできる。
ウインドサーフィンは、何度もやっているうちにうまくなっていく。経験から学ぶこともあるし、上手な人がやっているのを見て真似をして上達するのもあれば、陸に上がってきたときにアドバイスしてもらうこともある。スクールに入ってインストラクターさんに基礎から教えてもらう方法もある。
仕事でも同じことで、何度もやっているうちに仕事を覚えていく。失敗から学ぶこともあるし、上司の仕事ぶりを見て真似ることから学ぶこともある。上司と一緒に食事をしながら、仕事のコツを教わることもある。あるいは、スクールに入って先生に基礎から教えてもらい仕事のスキルを身につける方法もある。
30年以上もウインドサーフィンをしていると、さすがに上達しているが体力の衰えは隠せない。短時間であれば、あるいは強風でなければ、楽しく遊べる。仕事も同じことで、30年も働いていれば体力の衰えは隠せない。短時間であれば、あるいは重労働でなければ、楽しく仕事ができる。楽しくてうまくなりたいという気持ちを持ち続けていることが大切。