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薄給で働かせる社長

 

社員を安月給で働かせて、社長は贅沢な暮らしをしている会社や社長も給与が取れないほどになっている会社は多くある。原因は、利益を削って売り上げ重視になっている経営に問題がある。安月給なので社員はドンドン辞めていくが昇給できるほどの儲けが出てこない。儲からないのに仕事は増えるばかりで皆が疲れている。

 

安売りによって売り上げを確保している会社は、同じ安売りの会社との競争に勝つために、より安く販売するようになる。お客様にとっては嬉しいことだろうが、利益を出すために商品はドンドン粗悪になり魅力がなくなっていく。それでも社員は、売り上げに貢献しろと言われる。

 

必死になって働いても、商品に魅力がないため安売りになり、頑張って働いているのに昇給しない。ライバル企業が商品ブランドの価値を確立して高く販売できても、安売りをしている企業は同じように見えても粗悪になっている商品を高く売れない。高級ブランド品には信頼があり高額でも売れるが、安売り商品には安いという価値しかない。

 

僕は自社商品を安売りせず、より魅力ある商品になるように努力してきた。それは、従業員の給与を高めて、働く価値を感じてもらいたいから。従業員には、守るべき家族や恋人がいる。彼らのために、よい給与を与えられるように努力するには、自社商品の価値を高めるしかない。

 

ブランド価値を高め、しっかり儲けを出して、従業員の皆さんに同業他社と比べてより良い給与を与える。創業して20年になり、創業時から長く働いてくださる社員が多くいて、彼らが愛社精神を育んで後輩を育てている姿を見ると、この会社はまだまだ伸びていくだろうと思う。今年もしっかり昇給できそうだが、すべて従業員のなせる業。

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