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ショッピングモールが閉鎖されていく

 

30年前、ハワイに行った時、総合スーパーがガラガラでテナントは抜けており、体育館のようになっていた。商店街のような巨大ショッピングモールやアウトレットモールが人気になり、人々はそちらでお買い物をするようになっていた。

 

あれから30年、今度は巨大ショッピングモールが閉鎖している。人々はわざわざモールに行くよりもインターネットでお買い物をするようになった。商品を探す手間が簡略化され、購入した商品を持ち運びする必要もなくなった。

 

食品だけでなくメガネや洋服など、あらゆるものがネットで販売されるようになり、メーカー品ばかりでなく、個人の製作物や古着なども販売されるようになり、選択の余地はモールに行くより広がった。

 

パソコンを使ってお買い物をするよりもタブレットやスマートフォンを使ってお買い物をする人が増えた。お店の特典やセールのお知らせなどもスマートフォンアプリを使っていることが多くなった。

 

有名ブランド品よりも個人の作家さんが製作販売している一点モノがネットで購入できるようになった。個人の作家は大量生産できないのでお店の方も仕入れができない。店頭に並ぶことのなかった商品がネットで息を吹き返している。

 

赤字店舗になったテナントは撤退していく。歯抜けのようになったモールは最後には閉鎖される。日本でもこうした動きは始まっている。販売店舗の業績が悪化しているが、アマゾンなどネット販売に力を入れていく企業業績は良くなっている。

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