ダラダラ仕事は百害あって一利なし
仕事熱心な上司は、夜遅くまで働いたり、休日返上で働いたりして自分自身をアピールしているが、部下にその熱意は伝わらない。積極的に誘われると断れないだけにむしろ、逆効果のことがよくある。俺を見習って仕事をしろという態度は部下には有難迷惑に映る。
仕事が終わってから掃除や洗濯、料理など家事をしなければならないスタッフに、仕事が終わってから一緒に食事をしようと上司に誘われると断れない。幼い子供がいる家族持ちの部下を誘えば、その妻がやって欲しい家事ができなくなるので不満をつのらせてしまう。
残業させない、休日に仕事をさせない、ダラダラ仕事をさせない、効率よく働くことを積極的に考えて余暇を過ごす時間を確保してあげる上司でありたいと思う。それで業績が落ちるようなら皆で考えればよいだろうし、良いアイデアが浮かばないなら仕事の内容を変えるのもよいだろう。
入社以来一緒に働く仲間として付き合っている仲であれば、一緒に働くのも食事をするのも楽しいだろうが、上司と部下になるとそうはいかない。モーレツに働く上司を観て尊敬しても真似はできないと思われる方が多い。仲間のように扱われても、それは違うと違和感を持つ部下も多い。