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財布の中は札束よりもカードばかり

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先日、スターバックスからアプリが更新されてカード決済機能が付いたものになった。これまで、珈琲を注文するときにカードを提示して代金を支払っていたが、アプリだとアプリを起動して支払い画面を表示するだけで決済は終わる。カードへのチャージもレジで現金を出していたが、アプリだとクレジットカードを登録して好きな金額をいつでも、どこでもチャージできる。

 

つまり、これまで必ず財布の中に入れていたスターバックスのカードは要らなくなる。僕の財布には、20枚近いカードが所狭しと並んでいる。クレジットカード、店舗のカード、JRや空港のカード、航空会社のカード、ホテルのカード、病院のカード、ポイントがたまるカードなどいろいろだが、これからこうしたアプリが出されて行けばカードは財布からなくなる。

 

お店でアプリを起動して支払いを済ませたり、クーポンを利用して割引価格で購入したり、バーゲンやクーポンの発行、新商品のお知らせや新店舗のニュース、人材募集のお知らせや休日のお知らせ、予約の申し込みなど、アプリだといろいろなことができる。しかも、会社はこうした情報を格安で流すことができるし、お客様の管理もたやすい。双方にとってとても役に立つものとなる。

 

問題は、こうしたアプリを使っていただけるかどうかで、お客様のスキルが問われる時代になってきている。若い方は、レジで店員さんから直接指導されてアプリのダウンロードや登録を半時間近くもしていることがあるが、シニアにとっては恥ずかしい思いがあるのでレジで登録は躊躇するだろう。僕たちの教室であれば、通っているお店や病院などのサイトを調べてこうしたフォローもできる。

 

カードを使うとポイントが溜まり、現金払いよりもはるかにお得になっているが、これからは、カードを使うよりアプリを使って支払いなどを済ませる方がはるかにお得になるだろう。企業にとって、販促営業コストはバカにならない。それが低予算で済ませられるとなれば、お得なポイントをつけてでも使わせたいと思うのは道理。時代は確実に安くて便利な方に進んでいる。

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