このサイトはJavaScriptがオンになっていないと正常に表示されません

赤字になればすべてなくなる

IMG_1367

会社が儲かっていればいろいろなことができる。福利厚生施設も昇給も充実しているが、いったん赤字になれば、業務を見直して経費を削減して、効率化できない業務は外注して、それでもダメなら人員を削減して、それでもダメなら会社を解散、資金が底をつけば倒産させるしかない。

 

一世を風靡したゲーム会社が、超高級なオフィスビルに入居し、極端に贅沢なオフィスにして、高額な年収を支払っていたがたった数年で、オフィスを移転し人員を削減し、減給している。原因は、儲からなくなったからで、そうなると、これまでできていたことはできなくなる。

 

最近は、企業の栄枯盛衰がとても早く激しい。あっという間に伸びてきて羨望の的になり、マスコミで取り上げられ、社長が意気高々に自説を述べていたかと思うと、すぐに赤字になったり衰退したりしている。好業績の時、マスコミや人々にもてはやされ、業績が悪化するとマスコミや人々から責められたりする。

 

会社が儲かっている時は、チョッと贅沢して設備などの経費が増大していく。多くの人材を採用して人件費が増大していく。ドンドン脂肪が溜まって動脈硬化を引き起こしていくように、経費ばかり増えて会社の儲けはドンドンなくなり儲からない会社になっていく。病気になって健康の大切さを知るように赤字になって初めて経費を見直すようになる。

« »