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会社の黒字決算は幾らでも少なくできる

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年商2億円で2000万円の経常利益が出ると予測できるとき、税理士さんは社長さんに、4ドアのベンツを社用車として購入して800万円、都内の高級マンションを社長さんのお住まいとしてお借りして家賃支払いで800万円、社長さんの給与を来期は二倍にして1800万円のアップ・・・などとアドバイスして法人税をできるかぎり少なくしていきます。

 

会社のトップである社長さんに万が一のことがあると会社としては最大のリスクになるので、事故を起こしても怪我することが少ない超高級車にしていただき、一等地のマンションをお借りして住んでいただくと社長さんは喜び、仕事にも身が入ります。奥様やお子様も自分の会社で働くようにしてあげれば家族も喜びますし、社長さんが死んだときの相続対策にもなります。

 

多くの企業様では、こうした節税対策をするのが一般的ですが、僕はこうした事を何もやっていません。FC本部としての当社は、多くの加盟してくださっている企業様に何があっても倒産しないという安心感をお持ちいただかなければなりません。僕や僕の家族、僕の会社だけの利益を考えて行動してはいけないと思っているからです。

 

FC本部だけが儲けているという印象を失くすには、僕の給与をたくさんいただき、僕の家族を雇用し、僕の車や家を社用車や社宅にすれば、いつでも決算書は儲かっていない会社にできます。そうした方が非難中傷を受けずに済みますが、真面目に加盟してくださっている方には不安を持たれてしまいます。

 

車は8年経ち10万キロを超えているワンボックス、社長の机は10年以上使っている無印良品、家賃10万円の田舎の事務所暮らし、バカのように節約して会社にお金を残し、社員のため、加盟してくださった企業様のため、ひたすら資金を会社に残している。それを如何に非難されようとも僕は贅沢せず、今のままをやめない。

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