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呆れた社長の仕事 その1

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従業員を雇った社長がするべき基本は、従業員をまとめて、自分たちが幸せになるために、地域の人々に喜んで頂けるよう、いっしょに頑張りましょう!と一致団結を叫ぶこと。皆が喜んで働けるように職場の環境を整えて、苦しんでいるところには駆けつけていって激励し、共に汗を流して働き、社長に就いていこうと思っていただく。

 

この人のために頑張って働こうと思ってもらえない社長は会社を大きくすることはできない。この社長にどこまでも就いていこうと思っていただける社長であれば、会社を大きくすることができる。そのことを忘れて、従業員に指示を出し、いくら研修しても、従業員が社長に就いていく気がないなら業績は良くならない。

 

そのことに気づかないで、従業員を叱咤して、社員が辞めていくのを社員のせいだと勘違いしている社長さんは多くいる。社員研修のまえに社長さんの言動の分析検証があって修正点を見つけて、修正できなければ業績は良くなるどころか益々悪くしてしまう。自分が観えない人ほど、他人に口出しするのはおかしなことだが、それが現実。

 

会社を立ち上げ、ひとりでがむしゃらに働き、業績を伸ばしていく。さあ、人を雇ってさらに儲けようとするが、雇った人は儲けた分だけ収入が増えるわけではない。社長と同じようにがむしゃらに働こうとは思っていない。労働基準法をキチンと守って、休みも欲しいし、昇給もボーナスも欲しい。

 

その立場の違いを理解せずに、自分はこれだけ頑張ったのだからと自慢するようになれば、社員は就いてこなくなり業績は伸びなくなる。ひとりで働いていた方が儲かったと愚痴も出るようになるが、それこそ社長へ突きつけられた課題。個人企業で終わるのか?大企業への道を歩めるのかの分かれ目。

 

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