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わかるとできる物語 第5章 7 「わかるとできる大学」の設立

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赤羽教室で採用された壺井さんは、多くの後輩を育成してくださっていた。壺井さんの薫陶を受けた直営スタッフたちは、その後の直営教室の業績向上の立役者となっていく。何年も連続して日本一の業績を達成してくださっている壺井さんの日頃の活躍を観ていた僕は「わかるとできる大学」の構想を思い描くようになる。「現場のことは現場に聞け!」という仕事の鉄則が活かせる研修期間を創ろうと思った。

 

これまで、新人研修や地区研修などは本社SVが中心となってやってきたが、直営教室の幾つかの業績が加盟校様に知られるようになり、多くの教室を観ている本社SVがそうした直営教室の教室長を必要に応じて研修会に講師として招くようになっていった。やっと理想とする直営ができつつあった今こそ、ベテラン直営スタッフがインストラクター研修を担う理想を実現できるようになった。

 

フランチャイズというビジネスモデルは、本社SVはエリア調査、新規出店、オーナー募集、研修会の企画・運営、などを担い、店舗運営のノウハウは直営店で研修するのが常識。直営店の店長から厳しく指導されて薫陶を受けた者だけが、新店を運営することを許される。直営店のスタッフは、店舗運営のノウハウを蓄積して、新商品の開発や販売方法、新人スタッフの育成なども行う。

 

「わかるとできる」パソコン教室では、こうした研修も本社役員や本社SVが担っている。教室運営に直接携わっていないスタッフなので、どうしても研修内容は生徒の質問に関する答え方や教材の視聴に関しては手薄になる。現場のことは、現場で成果を出している直営スタッフが教えるようにするのがよい。壺井さんが常勝日本一の直営教室を創ってくださっている今ならできる。

 

「わかるとできる」パソコン教室の運営技術を習う場として「わかるとできる大学」を設立した。大学の校長はもちろん壺井教室長、副校長に地方の過疎地区でも好業績を出しており、多くのスタッフから信頼されている直営 八街教室の教室長 西川さんを任命し、教頭には1教室2000コマを達成し、数値管理などで多くの直営スタッフを指導してきた直営 西葛西教室の教室長 松谷君を任命した。

 

これまでにも、全国教室運営研修会を年2回、BUNちゃん勉強会を年間2回、加盟校様や本社の幹部候補生の研修として山口常務主催の「鳳雛会」、本社SVや山口常務が中心となって地区研修会、地区別新人研修会、サブリーダー研修会、企業別研修会、入室説明会研修があり、これに日本有数の業績を達成し続けている直営スタッフによる現場教室運営の研修大学「わかるとできる大学」が揃った。

 

3人は、これまで研鑽を積んだ成果を活かして、多くの育ててきた直営スタッフに講師役を任せて、新人スタッフ研修の場を与えていった。設立初年度は、直営スタッフだけの研修で地ならしをして研修内容を煮詰めていった。僕は、あえて本社役員やSVに講師として参加しないようにアドバイスし、直営スタッフが反抗的にならないので、安心して見守っているように指示した。

 

直営教室のスタッフは、各自が直営教室の使命を自覚して仕事をするようになった。あくまでも加盟校様のために自分たちの教室はあり、自分たちが加盟校様の業績を上回ることで、加盟校様に目標を与え、目標に向かって何をすればよいのかを現場で指導育成できる直営スタッフになりつつあった。それは、僕が15年間、夢見続けてきたことだった。壺井教室長は全国の教室運営者から尊敬を集めた。

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