あなたの才能はどれほどか?
スポーツ競技では、選手同士が競い合ってどちらが優れているのか争うことで自分の才能を伸ばす。そのトレーニングは厳しいが、自分の才能を伸ばしていると思えば楽しくもある。そして競技大会に出れば、今度こそトップに立ってやると歯を食いしばって頑張る。
仕事の世界でも同じことで、自分がこの会社でどれほどの才能があるのかを競うことで自分の実力を高めることができる。しかし、ライバルはいないので孤独な挑戦になることが多い。ひとり起業などではまったく個人プレーでしかない。
サラリーマンであれば、自分の才能次第でお金儲けができて会社での評価が高まる。その評価は転職しても起業しても変わらない。サラリーマン時代にこうした自分の才能を伸ばすことに挑戦していった人が起業して世界企業にした事例はある。
しかし、サラリーマン時代にただ与えられた仕事をこなして何の創意工夫もしない人が起業して大成功した事例を僕は知らない。企業で働いているときに、自分の力量をどれほど高めることができるか挑戦しても自分の資産は減少しない。起業していればそうはいかない。
僕は、サラリーマン時代に独身寮でひとりコツコツ会社の在庫を調べたり、これまでの施工を知ったりして、独自のモジュール化を行って会社に提案したことがある。5つの基本設計にオプションを付けて低価格でお客様に住宅を提供できるようになった。
その後、退職して起業したが、そのことは他企業にも知られており引き抜きの話も合った。サラリーマン時代に挑戦できたことは、その後の自分の運命も変えていく。起業してからも僕のことを知ってくださっている人からの応援も多かった。
起業してから頑張って働くのと、サラリーマン時代に頑張って働くのとでは、トレーニングをしっかりやって競技に参加するのと、いきなり参加するほどの違いがあると思う。料理人が調理見習いのときに励むほど独立すれば成功しやすいのと同じこと。


