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大国ロシアが小国ウクライナを攻めきれない

 

2022年3月24日ロシア軍はウクライナの首都キーウを目指して地上侵攻を開始した。あれから4年、たった。数日でウクライナ軍を制圧すると思い込んでいたロシアにとって信じられない出来事だった。誰もがロシアの圧勝に終わるだろうと思っていたのに、ウクライナは今でも戦っている。

 

この4年で戦争兵器はコロコロ変わり進化している。近代兵器が民生用ドローンに手榴弾をくくり付けただけで手こずり、戦場が生きた兵士どうしの殺し合いからドローンやロボット、レーザー兵器に変わりつつある。その変化は、軍需産業の在り方すら根底から変えている。

 

高額な最新兵器ではなく、安価で消耗品となる最新兵器がウクライナで開発されている。兵士不足、弾薬やミサイル不足、圧倒的な物量の差を民生用の機器を組み合わせて予想もつかない速さで、消耗品となる最新兵器を民家の一部屋で製造しては戦場で使い、破壊しては再開発している。

 

大国は、大量の高額兵器を駆使すればちゃちい民生用兵器など駆逐できると思っていた。軍需産業は金儲けのために開発するが、ウクライナは生き残ろためにあるものだけで工夫して開発するしかない。それが功を奏して安価ですぐに作れて再生産できる仕組みを作り上げている。

 

2026年、ウクライナは戦争の前線に兵士を配置せず、そこにはドローンやロボット兵士だけで敵を制圧する戦争へと変えつつある。生きた兵士は後方で、ドローンやロボットを操作するだけ。ウクライナのデジタル兵器は陸、海、空、宇宙へ広がっている。ロシアはデジタル兵器開発に少し遅れているが、それが命取りになるかもしれない。

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