人口減少と家賃
値段は需要と供給によって決まります。家賃も借り手が多ければ上昇し、借り手が少なければ下落します。日本は人口減少ですので、家賃は自然と安くなる方向にあります。新築以外の賃貸不動産は下落すると考えるのが自然です。
すでに欧米や中国などは不動産の下落が止まらない状態になっています。日本はまだ下落していませんが、不動産バブルが崩壊した30年前にはかなり下落していました。空き家も増え続けているので、リフォームして賃貸で貸し出すようになれば供給過剰で下落します。
そんな日本でアパートやマンションを購入して大家で一儲けを考えている人もいますが、それは〇〇セミナーなどに行って、不動産や金融のプロの講義を聞いて高値で売りつけている人たちに騙されているとしか思えません。
旨い儲け話には裏があり、〇〇セミナーなどでは、売りたい物件や金融商品をアピールするための場になっています。無料で参加できるご高齢者のための投資セミナーなどは疑って参加しない方が良いと思います。
新NISAセミナーなど人気ですが、金融機関の講師は売るのが仕事であることを忘れてはいけません。投資である以上、右肩上がりの儲け話などありません。投資した資産をなくすことだってよくある話です。