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巨大地震やスーパー台風に備える

 

僕が住んでいる和歌山県有田郡は「稲村の灯」で有名な土地で、南海トラフで発生する巨大地震が数十年に一度の割合で起こっている。ここ最近はこうした地震が起こっていないのでいつ起こっても不思議ではないと言われている。

 

また、和歌山県のある紀伊半島は台風の通り道で、毎年台風シーズンになると毎週のように台風がやってくる。最近は、地球温暖化の影響でスーパー台風の発生が懸念されており、直撃すれば津波のような高波や強風、山崩れなどの被害が心配。

 

ただ、防災のために大規模な移転計画や防波堤の強靭化はなく、自治体の避難訓練で対応しているに過ぎない。川底の土砂の堆積により、周辺よりも高くなっている所もあり、河川の氾濫が起これば、いっきに街は水没する。

 

津波の到達時間は串本町で3分程度となっており、本来は山側に街を増設して街ぐるみで移転計画をするべきだが、そうした話はない。災害に見舞われるまで、自分だけは大丈夫だと思い込んでいるが、その考えはとても危険で、これまでにも多くの方が亡くなっている。

 

過疎化で人口減少なのだから、土地の等価交換方式で、街の区画整理をキチンと行い、都市計画化され、防災に強い街つくりを行った方が良いと思う。歯抜けのように空き地や空き家が点在する街に活気はなく若者を惹きつける魅力もない。

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