戦争ありきの政治
アメリカはベトナム戦争のきっかけとしてトンキン湾で北ベトナム軍に攻められたと嘘をつきジョンソン大統領がベトナム戦争を始める。その後、イラクに大量破壊兵器があるとブッシュ大統領が嘘をついてイラク侵攻に踏み切る。
政治家は平和を望んでいると思ったら、如何せん戦争を望んでいたなんてことがある。政治の世界では嘘は当たり前で、相手国を騙すだけでなく自国民すら騙して政治家の思い通りに政治を動かす。かつての日本も同じことをしたような…
中国が尖閣諸島で、日本から攻撃されたと嘘をついて侵攻する可能性だってある。竹島は日本の領土だから近くにいたら韓国軍の攻撃にあったから自国防衛のために侵攻するということだってありえる。
戦争を正当化しても政治家は最前線で銃を持って戦うことはない。いつの時代も戦場で戦うのは名もない庶民同士で、生死をかけて殺し合い、仲間が殺されたから、死にたくないからという感情だけに支配されていく。
昔から戦争ほど儲かる商売はない。武器兵器産業、軍需物資の供給産業など戦争になれば天井知らずに儲かる。一部は政治家に還元されてもおかしくはない。自国民が死んでいく中で悲しむのではなく金勘定しているかもしれない。