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日本のICT教育

 

欧米では、ICT教育はすでに義務化されていて個別授業が基本です。各生徒のスキルに応じて個別学習ができるように授業がすすんでいきます。中国や日本などのアジアでは、算数や国語と同じように一斉授業が基本で、クラス全員が一斉に同じ課題を学ぶようになります。

 

2020年、日本でICT教育が義務教育化されますが、小学校や中学校では、国衙や理科などの強化でICT教育を導入しなければならず、教育現場では何をどのようにどの教科で教えるのかが明確ではありません。そのため、先生のスキルに頼るようになり困惑していると思います。

 

パソコンやタブレットなどの機器操作では、低学年のお子様のスキルがバラバラで、ローマ字がわからない、キーボード操作がわからない、マウスやタッチ操作がわからない、という生徒や知っている生徒の差が一斉授業を難しくしています。僕は、欧米のように個別授業を導入すべきだと感じています。

 

家にパソコンがない生徒には、キーボード操作から学習していただき、パソコン操作に慣れている生徒には、更にスキルアップした学習をしていただく。生徒自身が学習課題を決めて、それぞれの学習を行いスキルアップしていく。先生は、そうした生徒のサポート役に徹する欧米型の教育が必要だと思います。

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