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紛争は資金力がなければ行えない

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戦争は太古の昔から資金力のある方が勝つ。ただ働きで人は戦争に行かない。紛争にも資金力がなければ大規模には行えない。現在ではかなりの資金力がなければ紛争にならない。争っている地区の武器は、双方ともに同じメーカー品だと思われる。紛争が大きくなるほど儲かるのは武器メーカー。彼らに政治的宗教的信念や主義主張などない。

 

産業革命以降、武器商人、武器メーカーは戦争が起こるたびに紛争の双方に販売して儲けている。彼らは紛争がなければ儲からないので、いつも仮想敵国や仮想テロを想定して準備を怠らないようにとロビー活動を怠らない。武器ほど利幅の取れる商品はなく、戦闘機や軍事用車両は値段ではなく装備で売れ筋が決まる。

 

毎年、莫大な軍事費がつぎ込まれているが、これを、平和産業を興すために使えば、貧困に悩んでいる人々に仕事を与えることができる。することなく暇を持て余して食料や衣料の援助に頼っている人々が、一番望んでいる家族を養う収入のある仕事を提供してあげれば、どれほど喜ばれることだろう。

 

武器を捨てて砂漠に用水路を引いて緑化して畑にしたり、発電所を作り、水道施設を整備したり、道路を作ったり、鉄道を引いたり、住居を整えたり、工場を立てて生産ラインで働けるようにしたり、学校を開いて多くの若者に最新の技術指導をしたり、人々が自立して暮らしていけるために軍事費を使えば・・・

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