2022年頃からAI（artificial intelligence人工知能）が人類の脅威だとニュースになっていたが、2040年になるとAIがなければ生活できない。医療ミスの削減、経費処理の効率化、裁判の効率化、配送業務の効率化、オフィス仕事の効率化など多くの職業がAIによって処理されるようになった。

 

AIの導入によって大幅な人員削減を成し遂げた企業業績は向上し、正社員の待遇は良くなった。労働者不足が叫ばれていた2023年、技術者はAIやロボットによってその穴埋めを行ってきた。労働者の大量解雇も行われて、AIやロボットなどの再教育によって新しい分野にそれぞれ転職していった。

 

レジは無人化され決済はスマートフォンによってなされる。仕事はテレワークが多くなり、都心のオフィスは空室が目立ち飲食店が撤退している。空室率の高いオフィスビルは、介護施設のあるマンションに建て替えている。80歳を超してもデジタル職に就いているご老人は元気に働いている。

 

デジタル職は能力のある人なら年齢に関係なくすぐに就職でき高収入も期待できる。デジタルスキルは日進月歩で更新されるので、そのつど最新のスキルを勉強してきた人は、高齢になっても仕事をなくすことがない。デジタルスキルを身につけていればと後悔する前にしっかり勉強することだ。