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コロナショック後の世界

 

コロナショック前までは、多店舗展開していた企業が儲けていたが、それがリスクになり倒産。巨大モールにテナントとして展開していた飲食や物販企業は軒並み廃業や倒産していった。空き場所に新たに入ってくるテナントはいない。生き残っている飲食や物販は出前やネット販売に活路を見出している。

 

コロナショック前までは、通勤してオフィスや店舗で働くことが当たり前だったのに、それがリスクになりテレワークになった。交通の便がよいところにオフィスを構えることがなくなり駅前の巨大オフィスビルはがら空きになっている。本社は地方に小さく構えてスタッフは地方でテレワークするようになった。

 

コロナショック前までは現金で物を買うのが当たり前だったが、それがリスクになり非接触のスマホ決済が主流になった。コンビニやスーパーのレジは無人化しセルフレジになった。多くの人はネット販売サイトで購入することが当たり前になった。食材はネット購入し宅配で送られてくる。

 

体調が思わしくないと病院に行って受付をすまし、待合室で医師が診察してくれるまで多くの患者といっしょに待つのが当たり前だったが、それがリスクになりパソコンやスマートフォンを使ってネット診察をしていただき、自前の体温計や血圧計で医師に伝えて診察していただき、処方箋はネットで購入し宅配されてくるようになった。

 

銀行に行き、振り込みや入出金を窓口で行うのが当たり前だったが、対面がリスクになりオンラインバンキングになった。学校に行って教室で同級生と一緒に受講するのが当たり前だったが、それがリスクになりネットを使ってオンライン学習が当たり前になった。役所もオンライン申請にしてくださいと言われてしまう。

 

会場でのコンサートやお芝居、スタジアムでのスポーツ観戦はなくなり、有料サイトでネット配信されるようになった。大好きなグループやチームの観戦はネットなので選手の小型カメラ、ドローンによる上からの直接映像なども楽しむことが出来るようになった。楽しんだ後はチャットや質問もできるようになった。

 

コロナショック後の世界はネットが生活やビジネスの基本となり、これまでの店舗やホールやスタジアムはネット配信の舞台として活用されるようになった。2020年、コロナショック後の世界は、こうしてそれまでの世界と一変した。人は他人と接触することをできる限り避けるようになった。

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