ローマ字なんて覚えなきゃダメなの
ガラケーでは、文字入力はテンキーを使って「あ、か、さ、た、な・・」表記だった。スマートフォンに乗り換えても同じテンキーを使って入力できる。僕は、パソコンはローマ字入力をしているが、スマートフォンやタブレットでは、日本語のテンキーを使って入力している。
スマートフォンの素晴らしいところは、アプリの追加によってドンドン機能を強化数ることが出来ること。先日、お買い物アプリを自分のスマートフォンにインストールしてビンテージのGパンとGジャンを安く買うことが出来た。
アプリで自分の住所などを登録して、決済も済ませて楽しみにしていると、すぐにメールが来て文字化けして僕の住所が読めないとの返事。しかも、それは英語で書かれていた。何と、僕が買ったお店はアメリカのアリゾナ州の個人商店だった。
欧米のパソコンやスマートフォンには、日本語表記の情報は入っていない。文字化けするはずで、僕は自分の住所をローマ字で書く必要に迫られた。すぐに、ローマ字で書いてメールすると、サンキュウと返事が来た。
インターネットでお買い物ができるが、それは世界中の個人商店ですら自分の商品を世界中の方に販売できるチャンスを与えているということ。しかも、ほとんど手数料がかからない。僕も、そのアプリを使って自分の古着を販売することが出来る。
ローマ字なんて覚える必要があるのかといぶかる人がいるが、パスワードやIDだけでなく、自分の家族や友達が海外で暮らす時代、チョッと何かを送ってあげようとするだけでローマ字は必要になる。
憤慨することもなく、逃げることもなく、こんな年になって恥をかいてもいいではないか、こんな年だからこそ、あえて恥をかいて教えてもらわなければならないこともある。べそをかいて、必死になって覚えようとしている姿は輝いていることを知ってほしい。