人手不足を補うAIロボット
物流センターの荷物の整理整頓、ホテルのフロント係やポーター、事務所入り口の案内係、ショッピングモールの案内係、空港の手荷物検査や重いバッグの預け入れ、介護のサポート、農作業、採掘などの炭鉱業務、トンネル堀などロボットがそうした仕事をこなしています。
最近のロボットは人工知能が発達しているので失敗から学習できます。最初のうちは間違いもありますが、その間違いから学習して正確な判断と行動がとれるようになっていきます。ロボットの仕事量はパソコンやスマートフォンで確認することができます。人手不足は飲食店にもあるのでロボット化が進みます。
一人雇えば年収400万円として、一台のロボットが何人分の処理能力があるのかで値段も決まってきます。5人分の仕事をしてくれるなら2000万円以下、1000万円なら買いたくなるでしょう。あらゆる仕事にAIロボットは広がっていきます。人の仕事はドンドン高度化するか、ロボットにやらせるよりも安くつくかに選別されてきます。
道路工事中の車や人の誘導係ロボット、オフィスや公共建築物の清掃作業ロボット、ラーメン店の調理ロボット、寿司屋の調理ロボット、サポートサービスの電話係、総合保健相談の担当者ロボット、融資の判断ロボット、医療診断ロボット、高層ビルの窓ふきロボット、危険な工事現場の作業用ロボットなどはすぐにでも開発できるでしょう。
こうしたロボット製造業者やシステム設計会社は仕事が増えてきますが、誘導していた人、清掃していた人、調理していた人、電話係の人などこれまでやってきた仕事を失くす方も出てきます。昔も、炭鉱労働者、電話交換手、レコード店の販売員、林業で働く人などが職を失くしたりしてきました。
これからはこうしたロボットを管理できるPCスキルと知識が必要になるので、しっかり学習しなければなりません。大人になったからこそいつも最新の機器操作や技術のスキルや知識を学習していく姿勢が求められます。起業家も、こうしたAIロボットをビジネスに結び付ける創造力が求められる時代になりつつあります。