スマートフォンは移動型パソコン
1995年Windows95パソコンが発売されて、初めてインターネットに接続してメールなどのやり取りができるようになりました。それからデジタルカメラ、デジタル音楽プレーヤー、デジタルビデオカメラなどデジタル化された機器がドンドン発売され、2007年に初めてスマートフォンが発売されました。ボタンがないスマートフォンを観たときの驚きは凄いものでした。
パソコンが広く普及して、デジタルカメラの写真のやり取り、デジタルビデオカメラの動画の編集ややりとり、デジタル音楽ファイルのやりとりなどが普及するようになると、今度はデジタル電話機能をパソコンに搭載して小型化するようになったのです。それがスマートフォンで、これまでのふたを開けるガラケーとは全く違っていました。
電話機能が付いている移動型パソコンですから、できることはガラケーの比ではありません。これまで、インターネットに接続してお買い物をしたり予約したり口座の管理をしていたことがスマートフォンできるようになると、パソコンよりも便利だといっきに広がっていきました。何しろ、何時もスマートフォンは持ち歩いています。
行政もこれは便利だと、介護や健康管理などのサービスの提供に使うようになりました。病院の予約や診察などもスマートフォンを使うようになりました。翻訳などの新機能もアプリを入れるだけで済みます。宅配便の配達状況がタイムリーに伝わるようにもなりました。海外にいる方との電話や写真のやり取りも簡単格安でできるようになりました。
戸惑ったのはパソコンを知らない方がガラケーからスマートフォンに買い替えたときです。買ってはみたものの操作がわからない。やっと操作になれた時バージョンアップされて、操作が違っていることも多々あります。しかも、取扱説明書はインターネットに接続してホームページで見てくださいとなっています。
スマートフォンはたくさんの写真や動画を撮ることができますし、音楽も聴くことができます。撮りためた写真や動画はそのままではスマートフォンの保存容量を超えてしまうので、パソコンに保存しなおしてスマートフォンに取りためたものを削除します。つまり、スマートフォンに買い替えるということはパソコン操作を覚えてくださいということ。