プライドってなんだろう
プライドは過去の成功体験であり、過去の出来事に対する誇りだと思います。でも、時が経つにつれて、それが時代遅れになり、邪魔になることがあります。
例えば、企業経営をしていると、過去にものすごく人気があった商品を開発したのに徐々に売れなくなり、業績を落としていきます。しかし、人気商品の開発者は過去の商品に誇りを持っていますし、実績もあるので、その商品やその方法に固執してしまい、新しい時代に乗り遅れていきます。
そのために業績を落とすばかりではなく、会社の経営そのものに危機が訪れるようになります。それでも自分のプライドを捨てきれずに、とうとう会社を倒産させてしまうということもよくある話です。ベテランゆえに自分を変えることが難しいのです。
大切な事は、時代を見極めて、その時代にあって、自分自身の考えを改めるということがプライドを保つ1番良い方法だということ。何故かと言うと、その会社において最も抵抗勢力であるプライドを持った方々が、変革や改革に積極的になれば動きやすいからです。
過去の成功体験は誰もが認めるところです。しかし、時が過ぎるとその成功体験は時代に合わなくなり、若手の意見を受け入れることが大切になってきます。それができれば、いつまでも第一線に立って皆を指導することができます。