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熟年離婚

結婚生活3年、5年、7年で離婚の危機があると云われていましたが、結婚生活25年以上の熟年夫婦の離婚は、10年間で2倍以上に増え、結婚生活30年以上では3倍近く増え、離婚全体の増加率の2倍になる。しかも、妻からの申し立てによる離婚がほとんど。

 

女性が40代後半になる頃、子育てが終わり、家で一人になる時間が増えてくる。旦那は中堅サラリーマンで、出会った頃の魅力は失せて、スリムだった体型もすっかり様変わりしている。自分は、この男性に残りの人生を尽くす価値がないと思うようになる。

 

仕事を探すと、これまでのキャリアを活かして再就職できた。元々、仕事が好きだったので何でもやってみる。家事をしても感謝されることはないが、仕事は頑張るほどに感謝してくださる。収入も増えていき、自立できるようになれば、自分のための人生を歩みたい。

 

男は、自分磨きを忘れがちで、40代になるとすっかりマンネリに陥り、ダラダラとした生活スタイルに慣れきってしまう。子供は父親を軽蔑しているが、休みはダラダラしていたい。健康とは言い難い身体になっても危機感がない。妻がしっかりしていれば、離婚を決意してもおかしくはない。

 

仕事が終われば、居酒屋でグダグダ話をしてご満悦になり、酒とニンニクの臭いプンプンで、家に帰れば缶ビールを片手にテレビを観てごろ寝で笑い、いつ風呂に入るのかもわからず、仕事で疲れていると言うばかりでのんびり過ごしていれば、何の魅力も感じない。

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