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泣き寝入りはしない

 

2020年コロナウイルスの影響で世界中が非常事態宣言を行い失業者が多く出た。職を失くした人には手当てが出されたがアメリカ人はしたたかに再就職より起業を選んだ方が多かった。2020年7月から9月の起業数は157万件で前年の1,8倍にもなり、大幅な過去最高になっている。

 

アメリカ人はやりたいことがあれば失業をチャンスととらえている。失望するのはしばらくの間で、自分がやりたかったことに挑戦する。非常事態宣言でIT企業や宅配業以外は儲かっていない。多くの企業はリストラしても採用はない。それなら自分で起業して仕事をする方が早い。

 

多くの人が誰かのせいや何かのせいにして自分がやりたいことを出来ないと言う。しかし、本当のところはやる勇気がないだけで、それを隠すために自分以外のせいにしているだけなのかもしれない。退職して起業、学ぶ、弟子入りする、転職するなどやりたいことがあればリスクを背負って挑戦する方が楽だと思う。

 

僕は45歳でこれまでの仕事を辞めて起業したが、どんなに儲からなくても楽しかった。やりたいことをやってお客様に喜んでいただけることが嬉しかった。深夜早朝まで働いていても辛くなかった。仲間が増えて、会社が大きくなっていったが最初の一歩は自分自身の働く喜びだった。

 

 

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