ネットショッピングの普及によってリアル店舗の売上が減少している。特にコロナウイスの影響で赤字店舗が増えており、モールなどから撤退するテナントが増えている。空きスペースが多いモールは人出も減少して、余計撤退するテナントが出ている。

 

ユニクロに行っても、商品のサイズや色目がないことがあり、店員がネットで注文してくださればサイズも色目もご希望のものがありますと話してくださる。つまり、リアル店舗は商品見本で、お買い物はネットでお願いしますというスタイルになってきている。

 

リゾートホテルもテレワークの普及で、企業が月単位でお借りして社員を移動させている。ワーケーション（ワークとバケーションの造語）で、オフィスをリゾート地に移動させる前に、その地に社員が溶け込めるかどうかを試している。

 

和歌山県の白浜温泉には空港があり、日帰りで東京と往復することができる。空港近くであれば沖縄や北海道も利用できる。従来の働き方がITの普及によって変わり、過ごしやすいところで仕事をする時代になった。

 

全国にある新幹線は人の移動専用だったが、食材の運搬に利用されるようになった。新鮮な鮮魚などの食材を都会に送り、駅ビルのレストランで、その日のうちに食べていただくことができるようになった。

 

ビルの清掃はこれまで人がやってくださっていたが、最近はロボットが活用されだした。駅や商業施設などの案内にもロボットが活躍している。無人トラクターが田畑を耕しているし、無人工作機が難しい工程をこなしている。

 

就職探しはネットが主流だし、転職するなら中小零細企業を安く購入して自分が経営者になるという人もネットなら簡単。高齢化やコロナウイルスの影響で売却を検討している中小零細企業はネットに売却価格を載せて新しい社長を探している。