このサイトはJavaScriptがオンになっていないと正常に表示されません

日本人はスキルアップする必要がある

企業は高スキル人材を求めているが、日本は受験勉強や教養を重視する学問が主流で実学に乏しく、高スキル人材がもっとも不足している国となっている。特に人材が不足しているのは、人工知能(AI)技術者やデータ分析官などIT(情報技術)の高スキル人材。技術立国日本の立場が揺らいで久しいが、教育制度にも問題がありそう。

就職してからスキルアップをしてさらに高収入を目指す社会人が少ないし、実学が学べる学校も教室も先生も不足している。海外では、スキルを高めて高収入の職場に転職するのが当たり前だが、終身雇用の日本ではこうした意欲は少ない。

 

日本ではど素人の新入社員を雇って自社内で数か月間研修を行い、実学を身につけてから自社の仕事を任せることが多く、海外とは大違いの状態。受験勉強を重視し、大学では教養を重視する実学が教えられない先生が多すぎる。

 

ある社会人調査では、仕事以外でスキルアップに月6時間以上を費やすと答えた割合が、中国の54%に対し日本は19%で、日本では社会人教育が圧倒的に不足している。能力セミナーと言っても精神的な話や交流を目的としたものばかりで実務的なものは少ない。

 

« »