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第4次産業革命

4次産業革命

 

現代は、第4次産業革命だと言われています。ざっくり言ってしまえば、第1次産業革命は蒸気機関によって機械化されたこと、第2次産業革命はガソリンによってさらに効率よく生産できるようになったこと。第3次産業革命はパソコンによって管理が飛躍的に効率よくなったこと。そして、第4次産業革命はスマートフォンによって働き方が変わったことです。

 

多くの方がスマートフォンを使って便利な生活をしており、今やスマートフォンなくして1日の生活ができない方も多いのではないでしょうか。それほど、インターネットが当たり前の世界になって、銀行や総合スーパーなどの大企業がネット企業に取って代わられています。スマートフォンは、持ち歩いてインターネットが使える小型パソコンですが、これが革命を起こしています。

 

はがきや手紙ではなく、電子メールでやり取りができるようになり、一斉にメールを送れるメーリングができるようになり、仲間同士でつながっていくツイッターやフェイスブックが始まり、会員登録すればお買い物や宿泊予約や銀行口座が管理できるようになり、SNSによってエアビーアンドビーのような民泊やライドシェアのウーバーも世界中で利用されるようになりました。

 

スマートフォンを持っていて、位置情報がわかれば、お互いにどこにいて、どれぐらいの時間で会うことができるのかがすぐにわかります。企業が介入しなくても、個人間でやり取りができるので格安で人や物を運んだり、販売したり、貸したりできます。こうしたビジネスはスマートフォンが普及してからのビジネスモデルです。

 

ウーバーはタクシー会社ではありませんし、エアビーアンドビーはホテル業でもありません。彼らはSNSを利用しているIT企業ですから、従来の枠組みではとらえられない企業形態です。第4次産業革命は、生活の仕方や働き方そのものを変えており、スーツにネクタイをして会社に出社して働くといったやり方からは奇異に映ります。

 

しかし、GパンにTシャツを着ている彼らがたった20年ほどの間に世界一の上場企業にのし上がり、スーツにネクタイをしている既存企業のエリートを押しのけているのも事実です。既成概念に縛られることなく、失敗を恐れることなく、失敗を修正して挑戦し続け、今の成功を収めています。

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