技術立国日本が怪しい
パソコンやスマートフォンはアメリカ製など海外製品に押され、ロボット掃除機はアメリカ製が圧倒的に売れているし、ドローンを作っている日本メーカーは全く知らない状態。医療ロボットはアメリカ製だし、国産ジェット機はホンダ以外販売もおぼつかない状態。技術立国日本だと豪語していたのは昔の話。
こうした技術は、軍事転用が多く、日本は平和利用でなければ技術開発すらできない状態。インターネット技術は軍事目的で開発されたものだし、掃除ロボットは歩兵ロボットの転用、偵察用ドローン技術から民事用のドローンが販売されたし、手術用ロボットは、戦地での手術に内地で医師が操作できるように開発されたもの。
戦争では、味方兵士の被害を少なくするために技術開発を推し進める。できるかぎり戦地は人工知能を持ったロボットが活躍し、兵士は戦場に行かなくて済むようにしたいのが本音。日本の家電や技術が後れを取ってきているのは、兵器に転用できる技術開発をしないという姿勢だろうがアメリカの思惑もありそう。
アメリカに気兼ねしない中国の技術開発が著しく、軍事衛星すらミサイルで打ち落とすことが出来るようになった。パソコンやドローンでは世界一の販売数を確保している。歴史を見ても最先端技術開発はいくら予算をつぎ込んでも元が取れる兵器開発から始まっている。戦争はすでにITやロボットが活躍する世界で兵士の数ではない。