カードローン金利は18%
法律による上限が決められている金利は、10万円未満年20%、10万円以上100万円未満年18%、100万円以上年15%になります。銀行から発行されるカードは、おおむねこの上限金利が適用されています。これって、昔の消費者金融と同じです。
100万円を1年借りると、15万円もの利息を支払うって、企業経営者からすればぼろ儲けじゃんと思うはずです。一般に企業経営していれば1年で残す儲けは10%どころか5%程度です。つまり、企業は1年みっちり働いて5万円ほどしか残らない。
ところが、カードローンなら貸すだけで放置していても1年で15万円も儲かる。金貸しが儲かるはずですが、庶民はチョッと贅沢なお買い物をするときに、ローンで申し込めばすぐに買えますよとか、特典が付きますと言われてローンを組んでしまう。
例えば、400万円の車を頭金100万円、ローン300万円(5年返済)で申し込めば30万円の割引がありますと言われると、そちらを選びがちです。でも、300万円の15%は45万円なので、それでも初年度からローン会社は15万円儲かります。
お金持ちはこうした金利に関してはしっかり勉強して、現金払いできないなら購入しない方を選択しています。ちなみに、残高設定ローンは車のディーラーには非常に好都合な仕組みになっていますので、しっかり調べてから利用してください。
例えば、ローン終了時に規定の距離以上を走行した場合→オーバーした距離1万キロにつきおよそ6万円の追加料。故障したり傷や汚れが有る場合→故障や事故の場合は40万円ほどの追加料金・傷だと最大で4万円の追加料金を請求されます。