BUNちゃん式ダイエット その13 自然な生き方を学ぶ
動物は、食事を済ませると寝ているが、僕が親に言われたのは、「食べた後で寝ると肥るからやめなさい」というもの。しかし、食後寝そべっている肥満体の動物は見たことがない。学生の頃は、午後の最初の授業は眠くて仕方がなかったが、あれは自然なことで本当は昼寝した方が良いのだろう。
1日3度の食事は健康に良いからしっかり食べなさいとも言われたが、1日3度の食事をしている動物は人間ぐらいで、他の動物は食事ができない日もある。しかし、変則的な食事しかできない動物が不健康で病気がちという話は聞かない。むしろ、キチンと食事を与えているペットの方が病気がち。
栄養不足で、とにかく栄養のあるモノをしっかり食べなさいと言われていた昭和30年代には、糖尿病やアトピーなど、ほとんど聞かない病気だったが、ノンカロリー食が大人気の現在では、糖尿病やアトピーの方は多い。毎日空腹で、栄養が不足気味の生活の方が健康的なのかもしれない。
空腹でもないのに付き合いだからと食べるようになり、とりあえずビールを注文し、焼き肉を食べて、締めはラーメン。偏食気味の外食ばかりに慣れきった生活。疲れているのにパソコンやスマートフォンの画面を見続け、誘われたからと休みもせず遊びに出かけていれば、身体を壊しても不思議ではない。
自分の身体をコントロールするのは医者ではなく自分自身。疲れていればゆっくり休み、充分休養を取る。空腹でなければ食事をせずに体操をして身体をほぐしてあげる。食べ物がなければ消化器官は休むことができるので胃腸はすこぶる元気になっていく。