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日本の少子高齢化が加速する

10年後(2035年)の日本の人口は約1億1500万人で、20年後(2045年)には約9000万人を下回ると予想されています。この10年間で2500万人も減少するのですから1年で250万人も減少します。これは団塊世代の多くが死亡するからです。

日本の平均寿命は世界トップレベルで、これ以上伸びる余地はあまりなく、むしろ生活習慣病や加工食品の食べすぎによる死亡が増えて平均寿命は短くなると思えます。そうなると、日本の人口は益々減少することになります。

2024年は1年間に88万人減少したので、これから減少幅は益々増加してきます。毎年、ひとつの県がなくなるほどの減少なのに僕たちは、今のところあまり感じていませんが数年後、100万人が減少すれば目立ってきます。

空き家が増えて人が住まなくなり、地方では村や町ごと移転するところも出てきます。道路や電気などのインフラの整備費用が出せない自治体も増えて、街をコンパクトにして中心部に住んでくださいとお願いするようになりそうです。

労働者不足も深刻化してデジタル診断や自動運転、ドローン配送などが日常化しそうです。商店街が廃墟となったように、モールが廃墟のようになり、ネットでのお買い物がメインになりそうです。映画やドラマもネット配信で観る時代です。

高齢者が増えるのでチョッと相談したいクリニック、デジタルが普及して、設置設定や使用法に困っている方やチョッとしたトラブル相談ができるパソコン教室、ひとりで入れる気軽な飲食店のような街に必要なものは残っていそうです。

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