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物価高騰が収まらない

 

1ドル100円から150円になることを円安と云います。アメリカからジーンズを100ドルで輸入していれば、1万円で仕入れていたものが15,000円になります。1.5倍の値上げですがアメリカのメーカーにすれば値上げをしていません。日本は2023年、円安傾向にあるので輸入品は高くなります。

 

肥料、家畜の餌、木材、石炭や石油、食材など多くを輸入に頼っているため、現地価格が同じでも円安になれば日本では値上げしていることになります。円高に修正しようとする手段のひとつは、日銀が政策金利を上げることですが、上げると住宅ローン金利が上昇します。

 

貿易収支の黒字でも円高になります。海外への輸出額を増やしたり、海外の旅行客が日本に来たりすることも円高要因となります。また、海外の投資家が日本の株や債券を購入してくださることでも円高になります。2023年時点では、海外との政策金利の差が大きな要因だとみられています。

 

物価高騰に対処するために、パソコンやスマートフォンを使って見切り品を見つけたり、古着で気に入ったものを見つけたり、安く電車代や宿泊代を予約できたりします。こうしたデジタルツールの操作が苦手な人はまだまだ多いので、躊躇せずに今からしっかり学習してください。

 

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