お金が入ると入った分だけ使ってしまったり、収入以上にお金を使って借金だらけになってしまったりする人がいる。お金は使えばなくなるのに、大金が入ると気が大きくなり使ってしまう。貧乏生活をしてきた人にもこうした傾向はみられる。

 

200万円入れば車を買うし、1000万円入れば家を買う。大金が入れば使うことばかり考える。使い切ってからどうして、あんな高価な物を買ったのだと後悔している。二度と入らない大金を失くしてからでは手遅れ。

 

お金は使うより、貯めること、儲けることを考えてみるほうがよい。働いて稼ぐのがもっとも効率よく安心安全な稼ぎになる。株や債券、不動産などの投資はギャンブルと同じで一度儲けると、もっと儲けたくなり財産を失くす人の方が多い。

 

退職金や遺産、保険など一度に大金が入ると、人は使うことばかり考えてしまう。憧れていた高級車を買って、マンションを買って、高級レストランに行って…気が付けば現金はほとんどないとあせってしまう。

 

僕は20代、借金生活で10年ほど苦しめられた経験があり、それがトラウマになって借金は大嫌い。少しでも余裕があれば使うより貯金するようにしている。贅沢をつつしみ、質素倹約を旨として仕事に打ち込んで生活している。

 

どんな仕事でも働いていれば収入になる。収入があれば安定した生活ができる。もっと稼ぎたいなどと贅沢は言わない。ゴールデンウイークだって旅行にも行かず、外食もしない。食品ロスに貢献して自炊する日々だが、とても幸せ。