銀行がダメでも仮想通貨があるさ
ロシアでは自国通貨ルーブルが暴落している。また、ロシア軍が侵攻しているウクライナでは銀行は営業できないでいる。両国の人々は銀行が当てにできないのでパソコンやスマートフォンで扱える通貨ビットコインなどに換金して支払いにあてるようになった。
仮想通貨はどの国にも管理されていないし銀行ではなくパソコンやスマートフォンで支払いや送金ができる。国が発行する通貨が暴落したり使えなかったりとなるとビットコインなどの仮想通貨が有効なのは2022年になって初めて証明された。
戦争になるとこれまで人々は金を購入していたが、これからは換金しやすいビットコインが主流になりそうだ。まさにインターネットがもたらした新しい世界。ITスキルがある人や国にだけ経済制裁が思うように発揮されない逃げ道として使われる。
現金払いができなければクレジットカード決済にする。それもダメならスマホ決済にする。それもダメならビットコインにする。人の知恵は国家の思惑を素通りして世界を一つに結んでいく。デジタルは悪くも使えるし、良くも使えるツール。