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見栄えがしない野菜や果物は捨てられている

ブランドを維持する、価格を維持するために曲がったキュウリ、傷がついている果物など廃棄されている野菜や果物が多くあり産直市場で農家の方が格安で販売している。僕はこうした格安の野菜や果物を買っているが、どれも美味しいし新鮮。農家の方も価格維持のためには仕方がないとあきらめているが本当にそうなのだろうか?

 

スーパーで売られている野菜や果物は見栄えが良いが新鮮でなく高いし美味しくないものもたくさんあり、本当にこれで良いのかと疑ってしまうことが度々ある。曲がったキュウリなども食べるときは切るのだから消費者にはどちらでもいいのではないのか?市場に出ることのない野菜や果物が可哀そうに思える。

 

有り余る食料を輸入して食べることなく大量廃棄が出る先進国と、食べるものがなくて貧困と飢餓に喘ぐ貧しい国もある。もっと食べ物を大切に扱えば飢餓に喘ぐ人々を救うこともできる。肉食を少なくすれば穀物の生産過剰を抑えることもできる。このままの食生活が続けば2030年には先進諸国でも食料の争奪が起こりうると警告されている。

 

世界第三位の経済大国の日本ですらすでに食べるものも買えなくて飢餓に喘ぐ人々がいる。ましてや世界を見渡せば何十億人と飢餓に喘ぐ人々がいる。生産段階で形の悪いものを破棄し、流通段階でまだ食べられるものを破棄し、消費するのは半分以下とのレポートもある。そろそろ普段の食べ物に注意を払う時期に来ている。

 

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