固定電話が減少している
1997年に6300万件あった固定電話の契約数は、2016年には2300万件ほどに減少している。実に4000万件も減少しているが、携帯電話が主流になったことを表している。携帯電話契約数では2014年ですらドコモ6300万件、au4050万件、ソフトバンク3600万件もありすべて足すと13950万件にもなる。一家に一台の時代から個人に1台の時代になった。
今は、ガラケーからスマートフォンに移行しつつあり若者はスマートフォンを二台持つようになってきている。一世帯当たりの携帯電話料金も、2002年では7100円程度だったものが2014年では11600円になっている。一般家庭での固定電話はなくなりつつあり、携帯電話(スマートフォン)が主流になっている。
ビジネスもスマートフォンのアプリを使ったものが増えてきており、カード決済もスマートフォン決済になり、お店のカードもスマートフォンのアプリになってきている。予約やお買い物もスマートフォンのアプリになりつつありビジネスは、スマートフォンの普及によって大きく変わりつつある。
電電公社が民営化され、固定電話が廃れていき、ガラケーがスマートフォンに代わっている。これからもスマートフォンがメガネになったり時計になったり、胸に付けるブローチになったりするかもしれない。そのたびに人はその使い方を学び、新しいビジネスを起こしていく。
アップル、アマゾン、LINE、グーグル、エアビーアンドビーなど、こうした新規ビジネスのほとんどが若者起業家であり、彼らが学生寮やガレージなどで起業してあっという間に世界企業にのし上がっていった。そういえば、日本の大企業も創業者は夢を抱いた若者達だった。
資本や人材も有り余るほどある大企業が、お金もなくコネもなく人もいないひとりの若者が起業した会社に駆逐される。21世紀はそうしたことが現実に起こっている面白い時代。多くの人に起業して成長できるチャンスがある。田舎で起業した僕自身、そんなひとりだった。