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加工食品の危険

 

冷凍餃子に農薬混入や給食に異物混入、腐りかけの肉などでミートボールやコロッケを作って卸していた、スーパーのお惣菜を買って下痢や嘔吐になるなど加工食品の危険性がニュースで取り上げられることが多々ある。そうでなくても加工食品にはたくさんの添加物が入っており危険性があると言われている。

 

国産の野菜や肉やお魚を買ってきて自分で調理すると、とても安いレストランや冷凍食品、加工食品などの値段ではできない。23倍の値段は必要だし、自分で調理する時間も必要。手間とお金をかけてやっと安心できる食べ物ができる。そうやって健康を保つようにしているが、なかなかできるものではない。

 

田舎の飲食店でも、朝一番に業務スーパーに行くと飲食店の方が中国産の冷凍食品などの食材を購入している。1000円程度の定食で利益を出すには安い食材を利用するしかないというのが本音。安くなければお客様がやってこない。国内産の食材だけで同じ定食を提供すれば23倍の値段になってしまうのだろう。

 

50年ほど昔の飲食店のほとんどは国内の野菜や果物、お肉やお魚を仕入れて調理していたので安心・安全だった。肉といえば鶏肉だし、魚といえばサバやアジやイワシだった。野菜も白菜、たまねぎ、キャベツ、カボチャなど定番の野菜だったし、季節感満載だった。国内産の旬の食材がそこにあった。

 

巨大スーパーの出現、業務卸によって海外産の安い食材が輸入され、驚くほど安い値段で定食が食べられるようになった。昼の定食500円が当たり前の時代に、270円で食べられるようになった。その頃は食の安全など思いもよらなかったので、誰もが飛びついた。こうして徐々に良心的な飲食店は姿を消していった。

 

コカ・コーラや缶コーヒー、野菜ジュースや栄養ドリンクなど、人工甘味料が入っている飲料水の危険性もある。コンビニ弁当やスーパーのお惣菜など、安くて便利な食品が溢れているのでついつい利用しがちだが、健康には良くないと言われている。自分で煮出したお茶を飲み、手料理でお弁当を作るのが健康維持には欠かせない。

 

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