平均年齢を観ると女性の方が圧倒的に男性よりも長生きしている。200年ほど昔のヨーロッパでも女性は男性より平均3年長生きしていましたし、サハラ以南の現在のアフリカでも女性５４歳、男性５１歳で約３歳の差があります。日本では7歳近い開きがありますし、８５歳以上の高齢者では７割が女性です。

 

女性が男性よりも長生きする理由として、女性の方が基礎代謝が少ないので少ないエネルギーで生きられるとか、女性ホルモンが血圧を下げる働きをしているとか、男性ホルモンには免疫力を抑制する作用があるとか、男性がガン、心疾患、脳血管疾患で亡くなる率が高いと言われています。

 

日本では男女差が7歳もあるのに、欧米では差がそんなにありません。日本の男性は働くことで、過労、ストレス、食生活の乱れでの生活習慣病に罹りやすく、深夜深酒、暴飲暴食、「一晩で一升呑んだ！」「朝まで飲んでいた！」「ボトル一本飲んだぞ！」などと二日酔いでの出社など不健康な生活を自慢している傾向がみられます。

 

一方、女性は健康に関心が高く、野菜や果物中心の食生活をし、暴飲暴食や深夜に及ぶ深酒などを美容に悪いからと避けています。豪快な生き方や飲み方をしている人、肉食自慢の人は、40代後半から病気になり死ぬのも早いです。仕事だからと深夜遅くまで飲み歩いている人ほど内臓を傷めて早死になのも事実です。