食べることは生きること №4 海外産食材は安全か
僕は若い頃、お菓子が大好きで、スーパーで安いお菓子を買ってきては食べていました。100円コーナーなどに喜んでお買い物に行きました。お菓子は、仕事が終わった夜、寝る前に食べることが多く、朝になると胃腸がもたれていました。安い外食チェーンでの食事も大好きで、500円以下で食事ができましたが、やはり胃腸がもたれていました。
外食チェーンやコンビニ弁当では、中国食品を大量に使っています。中国食品は、品質管理もずさんですし、残留農薬も指摘されていますし、農業用水にも問題がありますし、管理にも問題があります。中国で収穫された野菜や肉類は保冷庫のないトラックで常温輸送されています。日本では収穫された野菜や肉類は、すぐに予冷庫に入り、冷蔵トラックで運ばれ、スーパーの冷蔵コーナーに並べられます。
メーカーの品質管理が行き届いているというなかでのマクドナルドの事件は、消費者に外食チェーンでの飲食は危ないと思わせるに充分なインパクトでした。中国産の冷凍餃子も農薬が故意に入れられており、加工食品を食べることの信頼も揺らいでいます。食品メーカーや外食チェーンの品質検査は、残留農薬だけでヒ素やカドミウム、水銀や亜鉛などの重金属、成長ホルモン剤や抗生物質などの添加物は検査していません。
中国だけでなく安いからといって健康を害するかもしれない海外の食材や加工食品を平気で食べている恐れがあります。国産の加工品と書いていても、海外産の食材が半分以下なら違反ではありません。加工食品は世界中から食材を集めて作られるようになりましたが、検査はずさんです。私たちが知っている外食チェーンだから、国内メーカーだから、国内のスーパーだからと信じてはいけないのです。
加工食品や外食に頼り切っている人は、徐々に健康を害しており、身体がだるい、胃腸の調子が良くない、朝起きるのが辛い、肥満になってきた、落ち込んでしまうと立ち直れないなど、いろいろな症状が出てきています。国内産の食材を買ってきて自分で調理すると絶対に入りようがない人工甘味料や着色料、防腐剤などが入っています。こうした、人工甘味料や着色料、防腐剤の健康被害が報告されるようになっています。