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高層階に住むのは危険

 

ロンドンの高層アパート火災では約80人の方が死亡されている。火災が起こると炎と煙は上に向かうので、発生源から下は安全だが上は危険。最近の家具や洋服など家庭内に置かれている燃えやすいものは有害なガスを発生しやすい。耐火建築や難燃性の建材や資材を使っていても部屋に置かれているものは難燃性ではない。

 

高層マンション火災ではガスを吸い込んで死亡する事故の方が焼け死ぬ人よりも多くなる可能性が高い。見晴らしが良いので高層階に住みたい人は多いし値段も高いがリスクもある。火災の時に煙を吸い込むリスクや逃げ道をふさがれるリスク、火災の後、コンクリートや鉄骨は一度火災が起こるともろくなるので元の強度を保てないリスクなど。

 

僕は、23階までの低層階に住む方が好きで、最上階に住むのは避けている。低層階はエレベーターを待たなくても移動できるし、地震の時も揺れが小さくて済む。エアコンがなくても夏は涼しく、冬は暖かい。眺望が良くない、行き交う車や人々の声がうるさいなどは二重窓や三重窓にすれば問題はない。家賃は安く、販売価格も安い。

 

眺望が良いからと高層階に住んでもカーテンを閉め切ってお隣から観られないようにしているので低層階に住んでも同じこと。住宅建築では周辺の建物からの目線を考慮せずに透明ガラスを窓にはめ込んでいるが、観られるのが嫌だと高価なカーテンを付けるより、すりガラスにした方がましだと思うことがよくある。

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