神戸ポートアイランドの衰退は東京湾岸エリアにも起こる
大都市神戸には埋め立てた人工島ポートアイランドがある。神戸の三宮からすぐのところで大規模な開発が行われ、大規模マンション群が立ち並び大規模商業ビルも多くある。40年前の開発当初、多くの人が観光で訪れた街は今、廃墟のようになっている。
商業ビル群のテナントは撤退して空きビルになっている。ポートライナーは輸送力不足で混雑し、当初から不人気で人工島の人口減少を招いた。商業施設もほとんど撤退したことで利便性が低下して買い物するにも不便になってしまった。
整然と並ぶマンション群は40年が経過し、住民の高齢化で若者が流入してこない。マンション群から出ても映画を観たり飲食を楽しんだり、お買い物を楽しめる街になっていない。神戸の中心部三宮からポートアイランドまで電車で10分250円だが人が住みたがらない。
東京で人気の湾岸エリアと言えば、豊洲、有明、晴海どれも人気のエリアだが、豊洲は働く場所であって住むには寂しい。有明は行くのが不便、晴海は多くのタワマンが林立しているが、もっとも神戸ポートアイランドに近い状態に見える。20年後はポートアイランドのようになっているかもしれない。
大都市近郊であっても埋め立て地の人工島は、地盤沈下があり液状化のリスクもある。台風の時は高潮の恐れも、橋や電車が停まってしまうリスクもある。ポートアイランドは、売り出し当初、大人気で爆売れしたがこうしたリスクで徐々に不人気となりテナントも撤退していった。


