粋なお洒落がダンディズム
スイス製の高級腕時計が売れているが、僕は10万円以上する高級腕時計をしていない。2万円程度の腕時計を2個と、長男が僕の還暦祝いにプレゼントしてくれた腕時計を持って、洋服によって変えている。シルバーや文字盤の大きな腕時計はビジネススーツに合わせているし、真鍮色の腕時計はカジュアルな洋服に合わせている。
メガネも高級なものではなく、遠近両用のメガネと中近両用のメガネと遠近両用のサングラスと老眼鏡の4つを持っており、車を運転しているときやビーチにいるときはサングラスをかけているし、オフィスで仕事をしているときは中近両用メガネや老眼鏡をかけているし、出張するときは遠近両用メガネをかけている。
時計やメガネは身につけるモノだけに洋服や環境に合わせて変える方が楽しい。これが高級腕時計や高級メガネになれば、幾つも買えないのでいつも同じモノを身につけるようになるだろうし、高額なので落とせばかなり気落ちするし、自慢したいのに誰も褒めてくれなければチョッと残念な気持ちにもなる。そこで、腕時計やメガネは消耗品と割り切って購入するようにしている。
僕はお洒落だと云われるが、高級ブランド物で身を固めている訳でもなく、高級ブランドのロゴが目立つように身につけている訳でもない。お洒落は、その人の個性が現れていることが一番で、流行っているモノを身に付けていることではないし、これ見よがしに高級ブランドをまとうことでもない。
僕は誰もしていない、誰も知らない、それでいて魅力満点のこうした一点モノに近いオリジナリティあふれるモノが好きで、高級ブランド物でもロゴがわからないものしか購入しない。お洒落とは、どこのモノかはわからないが、その人を好く見せる魅力を引き出してくれるモノを身につけることだろう。