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人類は早い時期から文明開化している

 

ホモ・サピエンス(現生人類)は、約 30万年前 にアフリカ(現在のモロッコ)で誕生し、約6万年前 からアフリカを出て、ユーラシア大陸、オーストラリア、アメリカ大陸へと移動していきました。寒さが厳しくなるにつれ、エサを求めて移動せざるをえなかったと思います。

 

12万年前から氷河期が始り、2万年前には氷床が最大になり、海水面は今より120mも下がっていました。11700年前に氷河期が終了し、温暖化で降雨量が増加、草原は森林になりました。農耕に適した土地が増えたことで、1万年ほど前に狩猟民族から農耕民族へ変わって定住していきます。

 

狩猟民族の時代でも人々は集団で行動していますから、文明はあったはずで、トルコ南東部のアナトリア高原に位置する ギョベクリ・テペの遺跡は 紀元前9600年頃(約1万1600年前) に建造されたとされており、これまで最古とされていたメソポタミア文明よりも 約5000年も昔になる。

 

新たな発見があるたびに人類史は書き換えられてきており、地球が太陽の周りを回っていることや、月が地球の周りを回っていることも知っていた。技術の進歩は人類が始まった当初から目覚ましいものがあると思える。今日の僕たちは、彼らの技術や知恵の積み重ねの上に成り立っている。

 

 

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