何もしないと早く老ける
65歳で定年退職して70歳で再就職も終わり、さあ何もすることがなく、これでのんびり隠居生活だと嬉しくなってくる。大好きなゴルフに出かけて仲間といっしょに飲食する日々に大満足。これぞ極楽だわいと笑いが止まらない。退職金で念願の高級車も手にしてゴルフ場に行けば皆が羨ましがってくれる。
それから3か月も経つとゴルフにも飽きてくる。車に乗ってゴルフ場に行っても誰も褒めてくれない。しかたなく家でごろ寝してテレビを観ていると、妻が掃除をするから外に出てほしいと言われる。隣近所の人とは付き合いがないので挨拶もほどほど。家の周りを散歩してもつまらない。やることがない辛さを感じるようになる。
家にいることが多くなり運動もしないので筋肉が脂肪に変わってくる。基礎代謝が減少し筋肉量が減ってくると益々家でジッとしていることが多くなる。目じりが下がってきて顔にしわが増えてくる。嗚呼老けたなあとため息交じりに顔を洗う。朝からすることがない。出社することもない。妻と会話することもない。ただ、生きているだけの日々。
こうした日常を変えるには、少しでも勉強して今の時代に使われているスマホやパソコン操作に慣れ親しむこと。いつも新鮮で知らないことを学ぶ姿勢が老化予防に大切。だって、子供の頃は毎日知らないことを学ぶ日々。還暦過ぎてからはそれを忘れている。それが脳の老化の始まり。脳が活性化すれば、子供の頃のように日常がいつも新鮮に観えてくる。
孫や子供たちと話しても、パソコンやスマートフォンなら話題に事欠かない。就職・転職するにもパソコンやスマートフォン操作に慣れていれば有利。ボーッと生きているより、難しいと嘆くような学びを大切にした方が良い。だって、子供の頃は毎日、学校の勉強で難しいと嘆いていたのだから。そして、それが若さの象徴でもあったのだから。


