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深い悲しみを乗り越える

 

最愛の人を亡くした時、人は悲しみのあまり何もできなくなってしまいます。共に過ごした思い出に涙を流し、あの日に戻りたいと願ってしまう。叶わない思いに押しつぶされるように生きていることすら無意味に思えてしまう。

 

悲しいときは、しっかり悲しみ、泣きたいときには最後の一滴迄泣き尽くす。悲しい歌を聞き同感し、在りし日の思いに身を馳せて空を見上げる。そうした時間が過ぎてから、最愛の人も自分と共に過ごした日々を心から幸せだと思っていることに気づきます。

 

相思相愛だった日々に感謝しながらも、最愛の人が自分に望んでいたことは、幸せで暮らす事。最後まで、あなたの幸せを願っていたこと。自分の死後も、自分と暮らした日々と同じぐらいに幸せに暮らしてほしいと願っていること。

 

そんなバカなと思うかもしれませんが、自分が死ぬとき相手の方もいっしょに死んで欲しいと願いますか?自分が死ねばあなたは不幸になって欲しいと思いますか?幸せだったからこそ、愛する人のこれからの幸せを心から願っています。

 

いつまでも心の中で生きている愛する人の為に、これからの人生をひとりで歩んで幸せに暮らすことが何よりの相手への愛情表現です。それがわかれば、愛する人の思い出を大切にして笑顔でくらしていくことが最高の供養だとわかります。

 

 

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