食にこだわる
富裕層の場合、食にこだわると云えば高級料理店での食事を楽しむことでランチ2万円からディナー5万円からといった料金や著名な調理師であることや食材が高級であることなどが自慢になる。所謂、グルメであることを自慢して食を楽しんでいるように思える。
確かに高級飲食店に行けば、最高のおもてなしを受け優越感に浸れる。自分は大名になっているような気分。おかみさんが料理を説明してくれて、最高の食材を使っていることをさりげなく話してくださる。帰りには、玄関でお見送りを見えなくなるまでやってくれる。
僕の場合、食を楽しむのは自分で地元のスーパーに行って見切り品を購入し、その食材を如何にして調理し健康的な一皿に盛り付けるかが楽しみになる。調味料は基本的なものばかりで健康にとても気を使っているが「安くて健康的」これが楽しみでもある。
元気で健康的に生き抜くには添加物がなく、基本的な調味料で基本的な調理をして食べることが求められる。お金よりも健康が何よりの財産だと思うのが高齢になってから。長年使ってきた身体は慎重に扱わなければすぐに壊れてしまう。修理部品は食材から摂取するしかない。
美味しいものを食べたいという若い頃から、年老いていくと健康を維持する食べ物や食べ方にシフトしている。病院暮らしはごめんだし、手術などはもってのほか。いつまでも健康でいたいと心から思う。元気であれば、それだけで幸せだと思うようになる。


