老化を感じる年ごろ
プロ野球選手の引退時期は2024年には26.3歳。平均在籍6年程度しかない。プロのアスリートは26歳ごろに老化を感じるようになる。僕は43歳の時、北風が吹く荒々しい海でウインドサーフィンをしていた時、体力が落ちたと実感した。
50代になると、きつい運動をするとすぐに息切れしてしまう。60代になると油っぽい食事をすれば胃がもたれるようになり、70代になると腰痛で夜に何度か目覚めるようになります。筋を痛めやすくなりシップが欠かせません。
昼間の光やデスクのライトがまぶしくて見えないチョットした白内障の症状もでてきます。膀胱も緩んで、頻繁におしっこをしたくなります。基礎代謝が落ちて薄味の料理が好きになり、1日1食で充分満足するようになります。
この先、物忘れがひどくなり、言ったことや聞いたことを忘れるようになり、周りの人にご迷惑をおかけするようになるかもしれません。それが老化だということであらがうことはできず、それに対応して暮らすしかありません。
食事や運動に気を使っていてもそんなものです。自分で何でもできる若い頃と違って、自分ひとりでは何もできないようになることが老化です。それに備えるには、周りの人に感謝し甘えることも大切です。
見栄をはらず、できないことは素直にできなくなったと話し、レストランに行けなくなっても、お金がないと素直に話せばイイ。何しろ年金暮らしで家族や友人におごる余裕はない。質素な暮らしで満足できるよう心の準備をしておくことです。


