年だからやめておけばが、老化を早める
その人の考え方で老化が進んだりすることがあるとわかってきた。控えめな行動をすれば、脳は運動しなくても生きていけるように筋肉を少なくする。すると、活動を抑えるなら長生き遺伝子(サーチュイン遺伝子)もあまり必要としないよねと思い減少させる。
老後、活発に運動していると筋肉がつくようになる。あるいは、筋肉の衰えが控えめになる。活動しているということは、これからも元気で生きなくてはならないと脳が判断して、長生き遺伝子をたくさん出して若さを保つようにする。
脳と筋肉と脂肪は密接に関係しており、その人の思考が反映される。日頃、よく動く人は若々しいのは、まだまだ元気に生きているようだと脳が判断しているからだ。つまり、人は動かなくなれば、そろそろ死んでもいいかなと脳が判断しだすということ。
年だからやめておこうなどと考えるのは、自分の死期を早めていることになる。それなら、まわりが何と言おうと、自分のやりたいことをしっかりやって、思い残すことがないようにしたほうが元気で長生きできる。年を追うほどに挑戦者である方が良い。