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失敗こそ人生の教科書

 

僕は71歳になるが、これまでたくさん失敗している。受験や就職に失敗し、恋愛や投資に失敗し、仕事や結婚にも失敗し、相手を傷つけて失敗し、借金だらけになったこともあるし、人から裏切られて大きな損失を出したことも多々ある。

 

ただ、こうした人生の失敗やつまずきは、その後、教訓として活かされて自分を律することにつながっている。死にたいほど辛いことや悔しいことも、その後の人生では貴重な教訓となり、自分を助けてくれることになるから不思議。

 

人生に失敗やつまずきがない人は、他人の痛みが理解できずに平気で相手を傷つけてしまう。自分が思っていることを素直に話しているだけなのに、どうして相手から嫌われるのか理解できないでいる。そのため、ドンドン孤独に陥ってしまう。

 

「若い頃の苦労は買ってでもしろ」と言われるが、老年になり、そのことがわかるようになる。ただ、若くしてその渦中にいる人には、とてもそんな悠長なことは言っておられないだろうが、そこは耐え忍んでほしい。必ず花開くときがくる。

 

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